興正寺

 
永代供養墓 納骨堂

永代供養墓(納骨堂)

永遠[とわ]のやすらぎ


 近年、無縁仏が増加し、荒れたお墓所が目につくようになってきました。核家族化がすすんだことで、分家で仏壇もないという家庭、故郷から遠く離れた場所で長い年月を過ごした家庭、死後の居場所のない家庭、このような家庭が年々増え、多くの人々が人生の末路を淋しく不安に感じています。
 そのようなみなさまのために興正寺は、宗派を問わず死後安心して眠る事の出来る墓所として、永代供養墓(納骨堂)『永遠のやすらぎ』を建立致しました。
興正寺の中でも景色の美しく穏やかな場所にあり、ご先祖様のお守りを当寺において常になされることが出来ます。
 この興正寺永代供養墓(納骨堂)『永遠のやすらぎ』にご関心をお持ちの方、遠慮なくぜひご相談ください。
 

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興正寺の沿革

(茨城観光百選指定)

興正寺
 

山号を石毛山、院号を地蔵院と称し、延命地蔵菩薩を本尊とする。

開創

後小松天皇の御代、南北朝合一の成った、明徳四年八月(西暦一三九三)臨済宗として、平田慈均[ヘイデンジキン]禅師によって開かれた。

開山

後土御門天皇の御代、応仁の乱後、文明二年(一四七〇)五霞村六国山東昌寺開山、即庵宗覚禅師の弟子、能山寿聚芸[ノウザンジュゲイ]禅師を迎い、曹洞宗に改め、能山を開山第一世とし現在に及んでいる。慶安元年八月(一六四八)徳川家光公の帰依するところ厚く、御朱印地三〇石を賜り、寺門興隆の資に充てられた。

焼失

寛文五年夏(一六六五)九世交厳長泰[コウガンチョウタイ]の代、雷災のため、七堂伽藍を悉く焼失した。「白虎の宝珠」の伝説あり。

再興

延宝六年初秋(一六七八)江戸駒込高林寺の鳳山春桐[ホウサンシュントウ]が請われて、当寺一〇世となり、荒廃せる諸堂の再建に盡し、貞享元年(一六八四)にその復興を果した。そのとき鳳山を助緑したのが、石下城主太郎正家公(寛永一二寂)で、当寺中興開基として祀られている。

堂宇の沿革

豊川稲荷

興正寺鎮守、枳尼天[タギニテン]は、延徳元年(一四九一)開山能山禅師が三州豊川妙厳寺より勧請し奉納された尊像にして、永く山門を鎮め、能く火盗を消除し給う。享保六年四月(一七二一)には宝殿再建に関し、「気の狂った雛僧」の伝説がある。この稲荷は十一面山に祭祀されていたが、天正六年(一五七八)豊田、多賀谷両軍の合戦の際、焼き拂らわれることを恐れ、現境内に遷座されたものである。

薬師堂

延宝元年八月(一六七三)八世雙室和尚が、玄法庵(中宿地内)を創立し本尊を薬師如来とされた。寛政四年三月(一七九二)十四世田栄[デンエイ]和尚が近村六十ヶ村を勧進し堂宇を建立されたもので、昭和二十九年三月当寺二十五世松岳和尚が現境内に復元したものである。

歴住の偉業

・二世洞然正徹[トウネンショウテツ]は上郷に宗徳、随翁の二院を開山
・三世曹室[ソウシツ] 洞は吉沼に大祥寺、高須賀に永興寺を開山
・四世広室祖陽は、下栗に法光寺を開山
・五世傳翁尖補[デンオウセンホ]は、山田に久昌院を開山
・十世鳳山春桐は興正寺の復興を果たした外、祖道の研讃にも精進し「正法眼蔵[ショウボウゲンゾウ]」を書写し、現存している。
・十三世安心院蔵海[アジムゾウカイ]は、諸堂、諸記録の整備をなすとともに「正法眼蔵私記」を執筆され現存しているが、眼蔵研讃に欠くことのできない宗宝とされている。
・二十七世大雄信三[ダイユウシンザン]は、客殿、庫裡、山門、東屋、覚楽庵(いろり・枯れ山水の庭)を建立。本堂、薬師堂の大改修。更に、境内庭園、裏庭(地蔵尊霊場・池泉回遊式庭園・枯れ山水庭園)を整備し、平日でも関東一円から参拝に訪れる方々が後を絶たない寺院となる。

史跡

鎮守府副将軍豊田四郎平政幹公の墳碑
石毛城主、石毛次郎政重、太郎正家父子の墓と、石毛院殿潔山宗英大居士の開基碑がある。
 

平成二十八年一月吉日       
興正寺二十七世 大雄信三 謹書

敷地の中に入ると、風の香りが変わり、
さらに一歩また一歩と進むと、穏やかな時の流れとともに懐かしさがこみ上げてくる。
こころが平静さを取り戻したころ、目に飛び込む圧倒的な佇まいをみせる建物と庭園。
歴史を刻みながら、多くの命を讃えてきたこの興正寺は、
人間として日本人として生きる本来の道を静かに思い起こさせてくれる。

施設

山門(仁王門)

仁王が見据える門。それまでの空気と違い、凛とした空気が一体を包み込んでいるようである。

八角堂

たくさんの緑が生命豊かに庭を彩り、来る者に惜しみなく四季折々の姿を堪能させてくれる。その中に優しく八角堂が佇む。

藤棚

力強い生命の営みと心を包み込む寛大さで庭園を彩る。

中雀門

この門を抜けると、広大な庭園の先にご本尊様が姿を現し、訪れた者を迎えてくれる。 

東屋(休憩所)

多くの来訪者同士で、昼は緑溢れる庭園から輝く太陽の光を、夜は月明かりを肌で感じることができる。

枝垂桜と本堂(外観)

明徳4年8月(1393年)臨済宗として平田慈均禅師によって開かれた。御本尊は、延命地蔵菩薩中興の祖 江戸駒込高林寺の鳳山春桐、石毛城主太郎正家公が荒廃する諸堂を再建した。

鐘楼

後世に残る新たな鐘楼を建設予定

豊川稲荷

ひっそりと佇みながらもひと度目を向ければ空気が体を囲むように鳥居の方へ流れていくような気がしてくる。 

会館

豊川稲荷のすぐ側にあり、安心感のあるゆったりとした会館。

薬師堂

薬師如来様を祀った仏堂。 

狛犬

日本各地に狛犬はあるが、これほど大きな狛犬は関東地区の中でも珍しい。

墓地

安らかに眠るこの墓地には、季節ごとに色とりどりの花が咲きほこる。

興正寺開基 石毛太郎正家公夫妻墓碑 豊田四郎平将基公供養碑

興正寺開基 石毛太郎正家公夫妻墓碑
豊田四郎平将基公供養碑

平成29年3月、正家公の遠祖たる鎮守府副将軍の碑と並んでご供養できることとなり、全山挙げての喜びとするところである。

客殿(瑞寶殿)

お通夜のお勤め・お葬式・法事・精進落し・忌中払いなど、多目的な利用が可能である。

本堂までの渡り廊下

本堂までの間、まるでこころの中を察するかのように一体一体の像がこちらを見つめる姿に不思議と心が落ち着いていく。 

本堂

おおよそ築400年(但し、耐震工事済)の重厚感。

本堂 大間

歴史と伝統が織りなす大間である。

道を求める道元禅師像(曹洞宗御開山)

いまにも呼吸をし動き出しそうな描写が見る者を惹きつける。

覺楽庵

法事の後席に、この囲炉裏のある覺楽庵で過ごすことで、張り詰めていた心の緊張がほぐれる。 

覺楽庵から見る枯山水

他の著名な場所を巡ったとしても、この場所から見る枯山水のような場所を見ることは難しいだろう。
 

五百年欅

五百年欅

この欅は長き時代の変遷を見続けてきたのだろう。何を思いこの場所に佇むのか。ぜひ問いかけてみてほしい。

慈恩門

ご両親やお世話になった方々への思いを忘れないように、慈しみの心を養えるようにとの思いで建立。

お地蔵尊霊場と永代供養墓

延命地蔵様に見守られながら、永代供養墓(納骨堂)と水子地蔵が祀られている。 

延命地蔵様(興正寺のご本尊様)

延命地蔵様(興正寺の御本尊様)のご加護を有難く望める。誰もが健康で長生きできるようにと思いが込められている。

招福橋

この橋を渡ると幸せが訪れると言われている。

巨石の庭

毎分12トンの水量が奏でる音が、静かな庭園に響き渡る。その水の流れる音は、日々の煩わしさや迷いから解放しこころを癒やしてくれる。

洗心滝

洗心滝

巨石の庭に響き渡る水流の音に耳を傾けて目を向けると、木々の奥にきらきらと輝きながら流れをつくる滝が現れる。雑念を取り除き、そして心を清めてくれる。

石庭

幾つもの石が連なるが、石の硬苦しさは全く感じられず、それこそ石のその先が希望へとつながっているかのように感じる。 

室中の間

弟子へ重要な引き継ぎをする間、または大切なお客様の接待の間。
歴史を刻んできた趣が感じられる空間である。

折上げ天井(客殿)

銘工が数年かけて完成させた天井。現代でできる技巧者は数少ないであろう。ぜひ間近で見てはいかがだろうか。

 

坐禅体験

坐禅は静寂を味わい、心を整える時間

興正寺では、どなたでもご参加いただける坐禅体験を行っております。 個人様、団体様、また初めての方でもお気軽にご体験ください。
 

坐禅の流れ『自己と心と向き合う時間』

  1. 半眼でゆっくりと呼吸をします。静寂に包まれた時の中に、鳥の声や樹木の揺れる音が聞こえてくるでしょう。
  2. 集中力を高めたり、坐禅で凝り固まった体への刺激として、背中を警策(きょうさく)でたたきます。これにより心身をリセットする役割があります。決して罰でたたくのではなく、坐禅の際に自分から進んで打ってもらうものなのです。

 
お布施はご相談に応じますので、安心してご相談ください
※詳細はお問い合わせください

各種お問い合わせ

興正寺では、各種祈願、供養を執り行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

主な祈願

年間特別祈祷、厄除け祈願、安産祈願、子授け(子宝)祈願、心願成就、交通・車両安全祈願、学業成就、合格祈願、病気平癒、商売繁盛など
※上記以外のお願い事でも御祈願できますのでお気軽にご相談ください

主な供養

永代供養、先祖供養、水子供養、人形供養など
※上記以外でもご供養できますのでお気軽にご相談ください

葬儀、納骨

葬儀、納骨に関するお問合せ、ご説明も随時行っております。

 
興正寺

〒300-2707 茨城県常総市本石下185
最寄駅:関東鉄道常総線「石下駅」から徒歩10分
圏央道「常総IC」から自動車で8分
 

各種祈願、供養受付時間

9時から16時まで
0297-42-2765
 
 

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